
南足柄市
まさかり担いだ金太郎のふるさととしても知られる南足柄市。「万葉集」等には旅人たちが詠んだ足柄の歌が数多く収められています。応永元年(1394年)草創の「大雄山最乗寺」には、建立の際に貢献した道了という僧にまつわる天狗伝説が残っており、道了尊とも呼ばれます。参道の樹齢500年以上の杉並木は県の天然記念物に指定されています。
神奈川県の西部に位置し、箱根や小田原市に隣接した一市五町(南足柄市、中井町、大井町、松田町、山北町、開成町)からなる地域です。
都心からほど近い場所ながら、豊かな自然と水に恵まれ、季節の移り変わりや様々な自然の表情を感じることができる場所です。
まさかり担いだ金太郎のふるさととしても知られる南足柄市。「万葉集」等には旅人たちが詠んだ足柄の歌が数多く収められています。応永元年(1394年)草創の「大雄山最乗寺」には、建立の際に貢献した道了という僧にまつわる天狗伝説が残っており、道了尊とも呼ばれます。参道の樹齢500年以上の杉並木は県の天然記念物に指定されています。
緑豊かで、都心からのアクセスも抜群な中井町。町のほぼ中央に位置する中井中央公園は関東の富士見百景に選定されており、4月と9月の日没時にはダイヤモンド富士を見ることができます。「厳島湿生公園」は、湧き水が作り出した神奈川県下でも数少ない湿地を保全した公園で、5月に開催される「竹灯篭の夕べ」では、約3,000個の竹灯篭の光が幻想的な夜を演出します。
町内のどこからでも富士山を楽しむことができる大井町。「おおいゆめの里」では四季折々の花木を散策することができ、春には、富士山と菜の花・桜の競演を楽しむことができます。また、隣接する「大井町農業体験施設 四季の里」では、農業体験やピザ窯を使ったピザ作りなどに挑戦でき(要予約)、併設する直売所では地元の新鮮野菜を購入することができます。
桜の名所として名高い松田町。富士山と相模湾が一望できる西平畑公園では、早咲き桜が松田山の斜面をピンク色に染め、富士と桜の大パノラマを楽しむことができ、寄地区には「寄五大しだれ桜」といわれる大きなしだれ桜があります。また、松田町のみかんは「かながわの名産100選」にも選ばれており、足柄平野や富士山を眺めながらみかん狩りを楽しむこともできます。
町のほぼ中央に「ダム湖百選」に選ばれた丹沢湖を擁する山北町。町域の大半を丹沢山地が占め、山岳登山やハイキングに多くの人が訪れています。 丹沢湖にほど近い山あいの温泉場の「中川温泉」は、今から約400年前に武田信玄が北条氏康との合戦で負傷した将兵を入浴療養させたという伝説から「信玄の隠し湯」という別名もあります。